明神駅、下小代駅と無人駅が続きましたが、ここ板荷駅は有人の駅となっています。
ただ、駅員さんがいるときといないときがあるようで。
「窓口営業時間」なるものが掲げられていました。
窓口があって駅員さんがいても、定期券は売っていないそうです。
そんなに需要がないのかな?
しかしホームの背後には自然が広がり、周りを見渡せば山々です。
木々を背に「いたが」の文字が何とも輝いて見えます。
良い意味で、田舎の駅とはこうあるべきだという見本のような風景です。
ホームに標高が書いてあります。
標高は203.490米。
これも良いですね。
「メートル」を漢字で「米」と書いてあるあたり、好きです。メートルがあがります。
ちなみに「浅草まで115.9キロ」とも書かれています。
うーん、歩き続ければ、いつかは浅草までたどり着けるのでしょうか。
何はともあれ、板荷駅を背にし、次の目的地、北鹿沼駅を目指します。
板荷駅入り口の看板。
どう見てもコレ、手書きです。
これも良いですね。
駅前の通り。
大都会ではありませんが、集落があります。
ガソリンスタンドも。
「田舎なのにガソリンスタンドはあるのか?」ではありません。
「車が必要な田舎だからこそ、ガソリンスタンドの存在は貴重なライフライン」なのであります。
今の時代、ガソリンスタンドを経営していくのは大変だと思いますが、是非頑張っていただきたいと思います。
さて、ひたすら南を目指します。
歩く、歩く、歩く。
右手を見ると、線路が。
道も直線ですが、線路も直線です。
しばらく併走が続きます。
途中、スペーシアに抜かれました。
やっぱりスペーシア、速いなぁ。
徒歩よりずっと速い。
途中、バス停を発見。
時刻表を見ると、7時台、9時台、13時台と、1日3本しかありません。
多くの人が自家用車を利用しますので、バスの需要は少ないのでしょう。
お?、無人直売所です。
残念ながらなにも売っていませんでした。
普段は何を売っているのでしょうか。
ちょっと気になります。
気になりますけど、それを調べる為にもう一度ここを歩こうとは思わないので・・・わからずじまいです。悪しからず。
更にしばらく進んでいくと・・・
ますます「線路と併走」となります。
うーん、近い。
手が届きそう。
あ、スペーシアが来た。
すぐ目の前を快走するスペーシア。
踏み切りで見るよりも迫力がありました。
道路と線路の距離はこんな感じです。
これで歩道があって道路がもう少し広かったら、きっとカメラを抱えている人が沢山いるんだろうなぁと思えるような場所です。
引き続きひたすら歩きます。
しかし本当に「直進」です。
「見野土地改良区事務所」なるものを発見。
土地改良区とは、基本的に農家の方が集まった組織で、農地の整備や農業水路の維持管理を行っている団体のことだそうです。
詳しくは水土里ネットのサイトをご覧下さい。
水、土、里で「ミドリ」って、うまいこと考えたなぁ、です。
お?、これは何でしょう?
「恐竜」と書かれていて、右向きの矢印がありますが・・・
周りを見渡したのですが、特に恐竜らしきものは見当たりませんでした。
後日インターネットで調べたのですが・・・もしかしてコレだったのかも知れません。
いや、違うかも知れません。
真相は不明です。
残念!
なかなかオシャレな感じの小学校を通過。
鹿沼市立菊沢西小学校ですね。
小学校を過ぎると、川を渡ります。
「黒川」というそうです。
黒川・・・ブラックリバーですか。
何だかカッコイイですね。
橋を渡っていると、遠くに線路が見え、電車が走っていました。
北鹿沼駅は、もうすぐです。
橋を渡り、次の交差点を右折。
線路に近づきます。
線路の近くまで来ました。
ここからは北鹿沼駅まで、線路と共に歩みます。
すぐ横が線路って、気分良いですね。
スペーシアも目の前を通ります。
お?、駅が見えましたよ。
着きました!、北鹿沼駅です。
コンパクトでかわいい駅ですね!
もちろん無人駅です。
明神駅も下小代駅もコンパクトでしたけど、ここが一番コンパクトかも知れません。
さ、次はいよいよ、鹿沼市の中心でスペーシアも停車する駅、新鹿沼駅を目指しますよ!
Walking day : 2014/10/25