浅草から東武日光、鬼怒川方面に向かう電車が必ず停車するのが、この「下今市駅」です。
東京方面から来る下り列車は、ここで「東武日光行き」と「鬼怒川行き」が分かれるんですね。
快速だとは「前の2両は東武日光、後ろの4両は鬼怒川行き」と、駅で停車している間に連結を外し、それぞれの目的地に向かいます。
そんなターミナル駅となる、この下今市ですが。
切符売り場の券売機は、やっぱり2台です。
まぁそんなものでしょう。
車は沢山止まっているようですが、ちょうど、
駅を改装工事しているところでした。
駐車場の場所も、狭くなっているのかも知れません。
さてさて。
次の明神駅まではかなりの距離があります。
気合いを入れていくぞ!
という訳で。
駅前のスーパーで。
アイスを食べて、パワーを充填。
これ、39円。
大きすぎないサイズで、お腹に優しい、財布に優しい。
ここから道路は「日光街道」で宇都宮方面に向かうか、「例幣使街道」で鹿沼方面に向かうか、となりますが。
目指すは次の駅「明神」ですから、例幣使街道へ向かいます。
ちなみにこれが、歩道橋の上から見た日光街道。
普通に車が走ります。
どうしてバス停が3つもあるのか、疑問に思いつつ・・・
ここから例幣使街道に入ります。
ここからは、しばらく並木の中を進みます。
かの有名な、日光杉並木ってやつですね。
歩けども歩けども。
ずっと同じような景色が続きます。
ほとんど同じように見えるのですが、道は直線ではありませんし、平らでもありません。
右へ、左へ、上ったり、下ったり。
結構飽きずに歩けます。
しかしこれだけの杉の木を管理するだけでも大変だろうなぁと、感心してしまいます。
途中、日光杉並木樹勢回復事業についての看板が。
この日光杉並木街道は、我が国で唯一「国の特別史跡」と「特別天然記念物」の二重指定を受けている、貴重な文化遺産。
杉並木オーナー制度や杉並木保護基金など、みんなの協力で並木を維持しているのだそうです。
なるほどね。
私も微力ながら、少し協力したいと思います。
保護地区と特別保護地区の境を示す看板は、ここにも沢山ありました。
たまに家がありますが・・・
基本は「並木」です。
ここ、歩いて良いのかな?、と思うことも多々あるのですが・・・
なんと、通学路もありました。
家があるなら人がいる。
人がいるなら子供がいる。
子供がいるなら、学校がある、と。
そういうことですね。
のぼったり。
くだったり。
時々くぐったりもしながら。
ひたすら並木を進みます。
途中、こんな看板が。
「地震坂」ですって。
ここ数年、巨大地震に戦々恐々としている日本ですが、日本は昔から地震があったって事ですね。
唐突ですが。
つぶれた空き缶がありました。
ロッテの缶コーヒー・・・
見たことないですね。
この朽ち果てた缶。
一体、何年ここにあるのでしょうか・・・
先を急ぎましょう。
並木の中に、信号がありました。
何だか、久しぶりの信号です。
ここは曲がらず、さらにしばらく進むと・・・
次の信号が。
ここを右に曲がり、並木を抜けたいと思います。
並木を出ると、普通に郊外の風景が。
最近ちょっと広い土地があると必ず見かける、太陽光発電の施設もありました。
お?、公園かな?
公園ですね。
地域の避難場所にもなっているようです。
そこからさらに進むと・・・
ようやく踏切がありました。
遠くに駅舎らしきものが見えます。
もう一息だ!
ようやく着ききました!
思っていたより、コンパクトな駅です。
上今市のようにギャラリーが併設されている訳ではなく、まさに必要最小限、といったところです。
道路から直接ホームへ入れるんですね。
降車する人は、切符をここに入れる。
PASMOも使えますが、PASMOを「ぴっ」としたい人は、反対側の入り口に行くのだそう。
勝手にホームに入って、ホームの中を歩いて、反対側の出入り口でPASMOを、ホーム側から「ぴっ」とするのは・・・何とも不思議な経験です。
なにはともあれ、明神駅に到着です!
Walking day : 2014/09/20